6月12日(日)、富良野グリーンツーリズム視察会に参加してきました。
最初の視察先は、上富良野町の「(有)多田農園」さんです。
代表取締役 多田 繁夫
従業員 12名
事業内容 農産物の生産・加工・販売
住所 〒071-0529
北海道空知郡上富良野町東9線北18号
◎多田 繁夫氏
主にニンジン、トウモロコシを生産。農場内に工房があり、人参を使った加工品や
おやき等を製造する。現在は葡萄作りにも力を入れ、ワインの製造にも取り組んでいる。
葡萄作り、ワイン製造は、ソーシャルファームとしての機能を充実させる意味合いが強いと言う。
また、ファームインにも取り組み、修学旅行生や大学のインターンシップの受け入れも行う。
視察会では、多田さんによる紙芝居の披露や新しい加工品である「おやき」を試食しました。
手作りの商品は「きゃべつ」「うの花」「じゃがコーン」の3種類があり、どれも非常に美味しかったです。
様々な形態の6次産業化に取り組んでおり、今後はソーシャルファームとしての機能をより高めていきたいとの事でした。また、その力が農業にはあると仰っていた事が印象的でした。
◎佐川 泰正氏
NPO法人環境ボランティア「野山人」代表。㈱佐川建設代表取締役。
上富良野を中心に、フットパス活動の推進に取り組む。多田農園周辺にも、
フットパスコースを設定し、農業や地域の活性化等にも取り組んでいる。
イギリスが発祥の地であり、本場では歩行者専用(フットパス)の道が総延長22.5万キロ
にも及ぶとの事。フットパスをもっと身近で盛んにし、富良野の活性化を目指している。
気張った目標は必要なく、楽しく取り組む事が何より大切とのお話しでした。
現在は、地元の自衛隊の協力も得、十勝連邦を囲む新しいコースの設定に取り組んでいる。
将来的には海外の愛好家との交流も行って行きたいとの事でした。
北海道は自然が豊かでフットパスに適しており、今後はより盛んになる可能性があると思います。
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